電気の安全を守るエキスパート【電気の達人】

入会したきっかけを教えてください

元々電力会社の関連企業で発電所の保守や工事などを行っていました。家族に要介護者が出たため64歳で退職。その後は介護をしながら、就労時間などで融通の利く太陽光発電所の点検などの仕事を探していました。その際にインターネットの求人情報で日本テクノ協力会・日電協（以下、協力会）の存在を知ったのです。その後、介護に要する時間が徐々に減ったため、空いた時間が増え、協力会で働くことを決めました。

どのようなペースでお仕事をされていますか？

北海道登別市に住んでおり、市内および周辺の室蘭市や伊達市、洞爺湖町などで約30件の事業場を担当しています。ひと月の月次点検数は15件ほどで、1日に2～3件ずつ回っています。年次点検は雪のない春から秋にかけて行います。こちらはひと月で3～4件のペースで行っています。

ある1日のスケジュール

ある1ヵ月のスケジュール

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※スケジュールの内容はあくまで一例です。日ごと、月ごとに上記と異なる場合があります。

仕事で心がけていることは何ですか

一番は電気の安全です。無充電検電を常に怠らず、電気が来ていないかを常に確認するようにしています。前職の時から電気の安全には人一倍気を配ってきましたが、現在でもその意識に変わりはありません。事故のない保安管理を念頭に、各種点検を行っています。そしてお客さまとのコミュニケーションも大切にしています。電気が安全に使えるよう、何か変わったことはなかったかなどのヒアリングを行い、事故につながる芽を摘み取ることを意識しています。

協力会に入会していかがですか

前職は発電設備でのエンジニアリング業務が中心だったため、最初のうちは受変電設備の点検は勝手がわからず若干戸惑いました。点検マニュアルを熟読し、さらに日本テクノの保安部の社員に同行いただきながら、1つずつ順を追って覚えていきました。回数を重ねることで点検の目的などがより深く理解できるようになりましたね。現在はだいぶ点検に慣れてきたので、もう少し点検件数を増やしてもよいと考えています。

休日はどのように過ごしていますか

日曜大工が趣味なので、自宅のリフォームなどをしています。家全体が古くなってきたので、壁紙を貼り直したり、洗面台を取り替えたりと、かなり大掛かりなことをしています。先日はレンジフードを交換したことで、台所の排気がだいぶ改善しました。

これから入会される方へ

会社員時代に比べるとかなり自由度の高い働き方が実現できており、楽になったなと実感しています。日々の業務を行いながら自分の時間を確保できるので、そうした働き方を実現したい方にはおすすめだと思います。ぜひ一緒に働きましょう。

取材時期:2025年2月