ご入会案内(電気管理技術者求人)

常に怠らない丁寧な対応と現場確認

東北 秋田グループ
工藤 巧さん

【環境市場新聞2024年冬季 第75号掲載】

日本テクノが発行する「環境市場新聞」の連載企画。日本テクノ協力会・日電協(以下、協力会)の現場活動をレポートする。 今回は、秋田01グループに所属する工藤巧さんの活躍を見ていく。ポリシーはお客さまへの丁寧な対応と現場を大切にする意識に表れている。

入会時は貸出制度を利用

工藤さんが協力会に入ったのは2016年10月。前職はメーカーの電気保安および計装業務を担当し、定年退職後も同じ職場で嘱託社員として働いていた。そのとき協力会に所属していた以前の上司から入会の誘いを受けた。
「事前に点検業務に同行させてもらいました。お客さまへの対応や具体的な点検内容を直接見て、これならやりがいのある仕事ができそうだと考え入会を決めたのです。またほかの協会では入会時に高い点検器具を一式揃える必要がありましたが、協力会は貸出制度があり、初期投資が抑えられる。そうした点にも後押しされましたね」
現在、工藤さんは52件の事業場で電気の安全を守っている。その実直な仕事を頼りにするのが秋田県内で複数の介護福祉施設を運営する株式会社松峰園の玉山智之さんだ。以前は代表取締役で経営に携わり、今は顧問の肩書を持つ。
「普段から点検で気づいたことなど細かく伝えてくれるので安心してお任せしています。頼りになる人だと改めて感じたのは2023年1月の停電のとき。除雪業者が誤ってキュービクル周辺に雪を積んでしまい、たぶんそれが引き金になり、受電設備内で故障が発生して施設全体が停電したのです。すぐに駆けつけてくれた工藤さんは、約10時間にわたって復旧作業の指揮を執ってくれました」と話す玉山さんは、その事故で電気の安全の大切さが身に染みてわかったという。

言葉遣いや服装など身だしなみにも気配り

 工藤さんも「あのときはキュービクル内の冷え込みで機器の稼働が安定せず、作業にかなりの時間がかかってしまいました。無事に復旧した際の皆さんのうれしそうな顔が今も忘れられません」と感慨深く話す。
 その工藤さんが普段から意識しているのは「お客さまへの丁寧な対応」と「現場を大切にすること」だ。「挨拶や服装、言葉遣いなどはお客さまの印象に大きく影響します。ですから、身だしなみに気を配り、丁寧な説明を心がけています。そして、現場で現物を見ることも大切にしています。電話での相談などに対してもなるべく現地に赴き、直接話を聞いてから現場で対策を考える」ようにしている。
 入会から8年目を迎え、これからも健康でいる限り点検業務を続け、社会とのつながりを大切にしたいと思っている。


【環境市場新聞とは】

環境市場新聞は、地球温暖化をはじめとした環境問題をテーマに、時事ニュースや、企業・自治体・教育機関における環境への取り組みを紹介する季刊紙です。 紙面を通じて環境への思いを広げ、地球の未来について読者の皆さまと一緒に考えていくために、年に4回発行しています。日本テクノのお客さま、当社が営業活動をさせていただいた企業さま、および希望される皆さまに無料で送付しております。
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