
精度の高い点検業務の探求こそやりがい。お客さまへの保安教育も大切な仕事です。
関東 相模原グループ
内山 健男さん
入会したきっかけを教えてください
協力会へ入る前は、メーカーで電子装置を製造したり、工場の建設などに携わっていました。定年後も新しい仕事に挑戦してみたかったので、定年間近はさまざまな試験を受けました。第三種電気主任技術者の資格もそのころに取得しました。ほかにもボイラー技師2級や電気工事施工管理技士など、いろいろと取りました。そしてちょうど新聞に載っていた募集広告をみて、協力会にお世話になることにしました。
どのようなペースでお仕事をされていますか
私は、月の前半に通常の点検業務、後半の土日に年次点検を行うようにしています。自分のお客さまの年次点検や、仲間の年次点検の応援など、毎月けっこう忙しく動いていますが、自分でスケジュールを立てられるので、負担はありません。
仕事で心がけていることは何ですか
電気のプロとして、お客さまに安心して設備を任せていただけるような存在でありたいと常に思っています。そのために、知識や技能の修得もそうですが、精度の高い電力測定器を積極的に購入しています。点検には五感に頼らずに、客観的に判断できる測定器が必要不可欠で、おすすめは漏電探査機。漏電箇所がすぐにわかります。
協力会に入会していかがですか
協力会に入会して10年になりますが、保安部の「技術セミナー」は年々充実していきますね。セミナーは地域ごとにあるので、横のつながりができるのもうれしい。年次点検のときなどは、どうしても仲間の力が必要になりますので、とくにこれまで異業種だった方には心強い集まりだと思いますよ。とにかくサポートが充実していますね。
休日の過ごし方はどうされていますか
休日の楽しみは、妻と一緒に旅行すること。先日行った北欧はまた行ってみたいですね。
これから入会される方へ
点検業務はある意味では正解がありません。日ごろから精度の高い業務を追求する必要があります。その探求こそがやりがいであり、魅力ですね。また、私たちの仕事は、点検業務だけではありません。お客さまに対する保安教育も大切な仕事。停電事故が起こったら、設備が壊れるだけじゃなく信用も失うことをもっと認識してもらいたいですね。 電気はどんな企業でも使っていますので、お会いする方もさまざま。いろいろな出会いがあるのも魅力です。
取材時期:2011年1月
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